いつまでも日本人は管理する側?【東南アジア日系企業】

 

  1. ベトナムで増える日本人労働者。

  2. 実質的な“管理職”である日本人は、ベトナム人の上に立つことに慣れてしまっている。

  3. ベトナム人が上司になる時代が来る。

 

 

こんばんは、中谷です。

最近ですが、ベトナムで働いてるという事を日本に住む友人に言ったりすると、よく、「そんな未開の地で?」と言われたりします。

しかしベトナムは全然未開の地ではありません。

日本食もあり日本と同じ味・値段、でっかいビルなんかもどんどん建って、そこら中にお洒落なカフェがせめぎ合っています。

そして、そのほとんどは日本よりWifi設備が整っています。なんの不便もありません。

1.ベトナムで増える日本人労働者。

ベトナム国民は親日。 なんと現在は約1万6,000人の日本人が在留し、ホーチミンには約1万人近くいます。日本人がたくさん住む集落のようなスポットも何か所かあるくらいです。

 

ベトナムで働いている日本人はそのほとんどが日系企業勤め。上司は日本人、ベトナム人スタッフの採用も、日本語を話せる人材を積極的に取ります。

そのため、英語が話せない日本人でも何不自由なく暮らせます。

多くの日本人は、日本本社側から出向で来ている人、または現地採用により、ローカル支社の管理者・将来のマネージャーポジションとして雇われている人、他日系企業向けの営業スタッフと言った感じです。(個人で飲食等の自営業されてる方も結構いらっしゃいます。)

そしておもしろいことに、一旦ベトナムの日系企業で“日本人”として働けば、たとえ役職は付かなくとも、なんとなく”ベトナムスタッフを管理する側”という雰囲気の中働くことになります。

 

2.実質的な“管理職”である日本人は、ベトナム人の上に立つことに慣れてしまっている。

 

実際私の友人で、20代前半の高卒、現地採用でベトナムで働き始め、職務内容はベトナム人スタッフの作成した事務書類をチェック、管理し、日本側本社に流す、という仕事をしていた方がいました。

彼女も役職等はないものの、実質“ベトナム人スタッフを管理する側”にいるような雰囲気でした。

ベトナムでは、実績や年齢関係なく、最初からそういう雰囲気の元で働くという環境があります。

実際私がそうでした。

自分ではそういう意識は最初なかったものの、当初ベトナム人スタッフからは、「(Hinakoは)若くて経験もないくせに、“日本人”だからってだけで管理する立場になれるのか。」と半ば嫌がられていたんじゃないかと思います。

ベトナムで働くにあたって、“自分が上に立って管理すること” にみんな慣れてしまっている気がする。

そして、ベトナム人は自分の上司には絶対ならない。そう無意識的に決めてしまっている。

3.ベトナム人が上司になる時代が来る。

実は6月に地元の大阪へ帰ったとき、少し異様に感じました。

日本だと外国人に雇われて外国人の下で働いてる日本人なんてほとんどいない。

日本人の上司・管理職の下に日本人社員と、アルバイトや店舗スタッフとして外国人を採用いしている、という構図ばかりです。大阪なんばのひっかけ橋あたりなんて中国人の薬局店員で埋め尽くされています。でも彼らの上司、店長は日本人です。

ベトナムでは外資系に勤めて、外国人の上司の元で働く、英語達者なベトナム人がたくさんいます。

彼らはそれをステータスだと思っているし、外資系の企業で働いているというプライドを持っています。(当然給与がそっちの方がいい等、いろいろ理由はありますが。)

しかし何より、彼らは自分の国と他国の間にある壁というものが存在せず、「大企業で海外にも展開する大企業」「自分の成長を感じられる企業」「家族に言っても恥ずかしくない企業」だったらそれが海外の企業でもなんでも、躊躇もなく飛び込んでいきます。

彼らが自分で選んだ企業が、実際にイイ企業かヤバイ企業かはわかりませんが、

自国のコミュニティ内だけでなく、外側の良いものを積極的に取り入れようとしている、というのが感じ取れます。

また彼らは勉強熱心です。いい企業に入社するため。家族を安心させるため。

外国語をはじめ、いろんなことを自ら取り込んでいきます。自分のしたいこと、への熱量の高さをいつも感じています。

私はいつかベトナムにも、日本人の上にベトナム人が立つ時代が来るんじゃないかと思っています。そう、自分の上司がベトナム人になる時代です。

そして、日本人の上司と働き、日本式の正攻法・やり方・感覚だけ養っていくのはもう時代遅れのような気がします。きっとこのままでは、どんどん日本人・日系企業は他国から淘汰されていくのではないか。今管理されている側の東南アジア人が、将来逆転し、私たち日本人の社長や上司になる時代が来るんでないか。そう思います。

 

 

日本国内にいるからこそ周りに目を向ける。

 

私は海外で働いてはいますが、やっぱり日本人なので、日本に生まれてきたことを誇りに思っています。やっぱり日本という国はトップクラスで、国内でも国外でも活躍するかっこいい先鋭達で溢れてると、世界中の人から思われたいです。だからこそ自分と同じ年代の若者たちにもっと日本の外で起こっていることや、それぞれの国の価値観、考え方に触れてほしい。今あたりまえで有効的だと思っていることは、実は日本の感覚だけの話であって、自分が30歳40歳になったときには日本でも役に立たなくなっていることかもしれない。
日本だけの報道や情報だけに惑わされないようにして欲しい。

自分の目で世界をもっと見て、成長していって、日本の企業はまだまだスゴイんだと証明したい。

オンデーズベトナムもそう。私自身もっと周りをみて、自分の常識を常に壊していきたい。

返信を残す